facebooklineinstagram

コラムColumn

  1. ホーム
  2. コラム
  3. 高気密高断熱住宅で快適な暮らしを実現する数値とは?

高気密高断熱住宅で快適な暮らしを実現する数値とは?

2025.11.19 コラム

高気密・高断熱住宅を検討されている皆様にとって、具体的な数値データは非常に重要です。
気密性能と断熱性能の指標となるC値とUA値について詳しく見ていきましょう。

高気密・高断熱住宅の数値

<気密性能の指標C値とは>

C値とは、家の隙間風による空気の漏洩量を表す指標で、単位は「㎠/㎡」です。
数値が小さいほど、家の気密性が高いことを示します。
例えば、C値0.5㎠/㎡であれば、1㎡あたり0.5㎠の隙間があることになります。
これは、非常に小さな隙間のように思えるかもしれませんが、この小さな隙間から熱が逃げて、冷暖房効率を著しく低下させる原因となります。

そのため、C値は、住宅の省エネルギー性能を評価する上で重要な指標なのです。
小さければ小さいほど、冷暖房効率が上がり、快適な室内環境を維持することができます。

<断熱性能の指標UA値とは>

UA値とは、家の外皮全体の熱貫流率を表す指標で、単位は「W/(㎡・K)」です。
数値が小さいほど、家の断熱性能が高いことを示します。
UA値は、家の壁・屋根・窓など、全ての外皮部分の断熱性能を総合的に評価する指標であるため、住宅全体の断熱性能を把握する上で非常に重要です。
例えば、UA値が0.4W/(㎡・K)であれば、外気温が1℃変化した際に、1㎡あたり0.4Wの熱の出入りがあることを意味します。
UA値が小さいほど、室内の温度変化が少なくなり、快適な空間を維持できますし、冷暖房にかかるエネルギーも削減できます。

<省エネ効果を高める数値の目安とは>

省エネ効果を高めるためには、C値を小さくすることで冷暖房効率を高め、UA値を小さくすることで熱の損失を抑制することが重要です。
具体的には、C値を0.3cm2/m2以下、UA値を0.3W/(㎡・K)以下に抑えることで、より高い省エネ効果が期待できます。
これはZEH(ゼッチ)と呼ばれる、省エネルギー基準をはるかに超える高性能住宅のレベルに近付いてきます。

まとめ

今回はC値とUA値について紹介しました。
当社では、ミニマムスタイル(小さく建てて、大きく暮らすというライフスタイル)の提案を行っております。
高気密・高断熱住宅は、当社では標準採用しております。

当社の家づくりにご興味がある方は、当ホームページの「プロトタイプ」「完成実例」もぜひご一緒にご覧ください。

月別アーカイブ

ミニマルスタイルの住宅実例集を取り寄せる