facebooklineinstagram

コラムColumn

  1. ホーム
  2. コラム
  3. 断熱材の種類別特徴を比較!自分に合う最適な選び方を見つけよう

断熱材の種類別特徴を比較!自分に合う最適な選び方を見つけよう

2025.12.22 コラム

家づくりやリフォームにおいて、快適で省エネルギーな住環境を実現するためには、断熱材の選択が極めて重要となります。
断熱材は建物の性能を左右する基幹部分であり、その種類や特性を深く理解することは、後々の住み心地や光熱費に大きな影響を与えます。
今回は、多様な断熱材の特性を比較検討し、理想の住まいづくりに向けた判断材料の1つとして情報を提供します。

断熱材の種類とその違い

<代表的な断熱材の種類と特徴>

グラスウールは、ガラスを主原料とした繊維状断熱材で、断熱性能とコストパフォーマンスに優れ、不燃性であるため耐火性能も期待できます。
ロックウールは、高炉スラグなどを原料とした繊維状断熱材で、グラスウールに比べて耐火性、耐熱性、吸音性に優れています。
硬質ウレタンフォームは、現場で発泡させて充填するタイプもあり、高い断熱性能と優れた気密性を実現できる点が特徴です。
押出発泡ポリスチレンフォーム(EPS)は、軽量で加工しやすく、吸水性が低いため水回りにも比較的強く、安定した断熱性能を発揮します。

<断熱性能の比較ポイント>

断熱材の性能を比較する上で最も重要な指標は、熱伝導率(λ値)です。
この値は、1時間に1平方メートルの面積を、1℃の温度差で通過する熱量(W)を示しており、数値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。
ただし、断熱材の厚みが異なれば、壁全体としての断熱性能(熱抵抗値:R値)も変わってきます。
熱抵抗値は、断熱材の厚みを熱伝導率で割ることで算出され、この値が大きいほど断熱性能が高いと評価されます。
断熱材単体の熱伝導率だけでなく、実際に施工される厚みも考慮して、総合的な断熱性能を比較検討することが不可欠です。
断熱材選びは、快適で経済的な住まいを実現するための重要なプロセスであり、その種類は多岐にわたります。
専門家とも相談しながら、将来を見据えた賢明な選択を行うことが、満足度の高い住まいづくりに繋がるでしょう。

まとめ

今回は断熱材の種類と性能比較について紹介しました。
当社では、ミニマムスタイル(小さく建てて、大きく暮らすというライフスタイル)の提案を行っております。
断熱材の選定を含めた長期的な視点での快適性や経済性を重視した家づくりを、当社では標準提案しております。
本記事の施工事例として、当ホームページの「プロトタイプ」「完成実例」もぜひご一緒にご覧ください。

月別アーカイブ

ミニマルスタイルの住宅実例集を取り寄せる