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室内用薪ストーブで一酸化炭素中毒を心配しなくて良い理由とは
この記事では、薪ストーブによる一酸化炭素中毒を心配している方に向けて、その理由について解説します。
ぜひこの記事をご参考ください。
□薪ストーブの種類について
まず、薪ストーブには大きく分けて2種類あるのはご存知でしょうか?
薪ストーブは室内用と屋外用の2つに大別されます。
2つに分かれているのにはきちんと意味がありまして、屋外用を室内やテント等のある程度囲われた空間で使用すると、一酸化炭素中毒などの危険があるのです。
冬のキャンプやイベントの際に薪ストーブを使用する場合は、その設置と使い方に十分に気をつける必要があるでしょう。
室内用薪ストーブは、室内用と限定しているだけあって、屋外用と同様に正しい設置方法・使い方をしていれば、一酸化炭素中毒の心配ははありません。
ただし、正しい設置・方法で使用していないと周囲に燃え易い物が多い分、火災につながり易い事も十分注意しましょう。
□室内用薪ストーブだと心配しなくて良い理由とは
薪ストーブは、燃焼により温められた空気が煙突を温め、煙突内で上昇気流(ドラフト)を起こし、煙を屋外へ排出させます。
それと同時に排出して不足した分を取込むために、室内空気をストーブ本体に取り入れるので、基本的に室内へ一酸化炭素が流れることはありません。
また、一酸化炭素は可燃性のガスであるため、二次燃焼の時に再燃焼できます。
そのため、一次燃焼の時に不完全燃焼を引き起こしてもその後正しく燃焼させれば一酸化炭素は再燃焼されるのです。
一番問題なのは、室内に煙が出てきているのにそのまま焚き続けてしまうことです。
煙が室内に漏れてくる場合は使い方が間違っているケースが多く、一酸化炭素中毒になる恐れがあるので、その際は直ぐに換気を行い一度焚くのは止めて、今一度使い方を確認すると良いでしょう。
□まとめ
今回は室内用薪ストーブで一酸化炭素中毒を心配しなくて良い理由を紹介しました。
当社では、ミニマムスタイル(小さく建てて、大きく暮らすというライフスタイル)の提案を行っております。
薪ストーブは、当社では標準採用しております。
本記事の施工事例として、当ホームページの「プロトタイプ」「完成実例」のほか、下記の記事もぜひ一緒にご覧下さい。
●外部リンクiezoom:芽室町K邸・平屋・薪ストーブがある暮らし