コラムColumn
在来工法・ツーバイフォー工法の違いとは?
マイホーム建設、いよいよ工法選びの段階ですね。
在来工法とツーバイフォー工法、どちらも魅力的な選択肢ですが、それぞれに特徴があり、最適な工法はライフスタイルや予算によって異なります。
今回は、両工法を比較することで、最適な工法選びをサポートします。
在来工法とツーバイフォー工法の違い
<間取りの自由度の比較>
在来工法は、柱と梁を組み立てる軸組工法のため、間取りの自由度が非常に高いです。
複雑な間取りや、吹き抜け、大きな開口部なども比較的容易に実現できます。
一方、ツーバイフォー工法は壁で建物を支える壁式工法なので、間取り変更は制限される傾向があります。
シンプルな箱型構造が基本となるため、大空間や複雑な間取りは難しいでしょう。
<費用の比較>
在来工法は、材料費や人件費が高くなる傾向があります。
これは、工期が長いこと、現場での手作業が多いこと、材料の規格が自由であるため大量生産が難しいことなどが原因です。
ツーバイフォー工法は、部材の規格化と工場生産により、材料費や人件費を抑えられる可能性があります。
ただし、使用する資材のグレードによって費用は大きく変動します。
<リノベーション容易さの比較>
在来工法は、柱と梁の骨組みが残るため、リノベーションが比較的容易です。
間仕切りの変更や増築・減築なども比較的容易に行えます。
ツーバイフォー工法は、壁で構造を支えているため、大規模なリノベーションは困難です。
部分的なリフォームは可能ですが、間取りの大幅な変更は難しいでしょう。
<構造と施工手順の違い>
在来工法は、柱と梁で骨組みを作り、そこに壁や屋根を組み上げる軸組工法です。
熟練した職人の技が求められ、伝統的な技術と現代技術が融合した施工方法です。
ツーバイフォー工法は、壁パネルを組み立てる壁式工法です。
工場で生産されたパネルを現場で組み立てていくため、工期短縮に繋がります。
まとめ
今回は、「在来工法」と「ツーバイフォー工法」の違いと、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介しました。
当社では、ミニマムスタイル(小さく建てて、大きく暮らすというライフスタイル)の提案を行っております。
本記事でピックアップした「工法の選び方」についても、当社の家づくりにおいて積極的に採用しております。
施工事例として、当ホームページの「プロトタイプ」「完成実例」もぜひご一緒にご覧ください。