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地震の際1階と2階どちらが安全?建物の構造別危険と対策

2025.10.01 コラム

地震が起きた時、1階と2階のどちらにいますか?
そして、どちらが安全でしょうか?
この疑問は、地震への備えを考える上で非常に重要といえます。

建物構造や地震の種類、そしてそれぞれの階で起こりうる危険を理解することで、より安全な行動を取ることが可能になります。
今回は、これらの点を踏まえ、地震時における1階と2階の安全性について考察します。

地震時1階と2階どちらが安全か

<建物の構造による安全性の違い>

木造住宅は比較的柔軟な構造であるため、大きな揺れに耐えることができます。
鉄筋コンクリート造は剛性が高いため、揺れは小さくなります。
鉄骨造は、木造と鉄筋コンクリート造の中間的な性質を持ち、構造の種類によって、安全な階は異なってきます。

<地震の種類による揺れ方の違いと安全な階>

地震は、発生場所や規模によって揺れ方が異なります。
近地地震は、比較的強い揺れが短時間で発生します。
一方、遠地地震は、弱い揺れが長時間続く特徴があります。

近地地震の場合、低層階の方が揺れが大きく、高層階の方が揺れが小さくなる傾向があります。
また、遠地地震では高層階の方が揺れが大きくなることがあります。
これは、長周期地震動と呼ばれる、高層建物に大きく影響する揺れが発生するためです。
したがって、地震の種類によっては、安全な階は変化するのです。
加えて、地盤の特性も揺れ方に影響を与えます。

まとめ

今回は地震発生時、1階と2階のどちらが安全かについて紹介しました。
当社では、ミニマムスタイル(小さく建てて、大きく暮らすというライフスタイル)の提案を行っております。
地震時の安全性について当社でも採用しております。

本記事の施工事例として、当ホームページの「プロトタイプ」「完成実例」もぜひご一緒にご覧ください。

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