facebooklineinstagram

完成実例Works

  1. ホーム
  2. 完成実例
  3. 大樹町・Tさん宅
  • 大樹町・Tさん宅
    道産カラマツとガルバリウム鋼板を組み合わせた外観は、周囲の景色と美しく調和している
  • 大樹町・Tさん宅
    延床面積約28坪のコンパクトなサイズとTさん宅。建物とそのままつながる物置付きのカーポートが使いやすい
  • 大樹町・Tさん宅
    外観に合わせて造作した室外機のカバーが自然となじむ
  • 大樹町・Tさん宅
    緑に囲まれた角地に立つTさん宅
  • 大樹町・Tさん宅
    玄関はキッチンとリビング・ダイニングの2方向への動線を設けた。買い物から帰ってきたら、すぐに冷蔵庫やパントリーに向かえる
  • 大樹町・Tさん宅

    キッチンの背面に設けた家電収納は造作。奥へ進むと洗面室やトイレ、突き当たりにユーティリティと浴室を設けるなど、水まわりが直線的な動線で結ばれている

自然素材が息づく
暮らしやすさを内包したZEH仕様のカラマツの家

1年間の期間限定で札幌に転勤していたTさんご夫妻。「大樹町に戻ったら家を建てよう」と考えていたところ長女を授かり、本格的に家づくりに向けて動き始めました。

せっかく家を建てるなら、省エネルギーで長く快適に暮らしたいと考え、高性能な家づくりをする会社を中心に検討。参考に読んでいたリプランで見つけたのが水野建設でした。「ランニングコストを抑えることができるZEH仕様に加えて、道産カラマツを使った地産地消の家づくりをしているということに好感が持てました」とTさん。

 

木とアイアン、紙クロスの異素材が心地よく同居する住空間。見通しの良さを考えてコンロ前のパーテーションはガラスタイプを選択。ダイニングテーブルも造作で、「造作家具が充実しているので引っ越しの際に新たに買いそろえたものがほとんどありません。統一感があるうえに使い勝手もよく、大満足です」と笑顔で話す奥さん

オープンな2階ホールには造作の机を設置。ご夫妻の作業用や子どもの勉強用など、家族の成長に伴い用途も変化する予定。奥は3帖ほどの洋室で、ホールとオープンにつながっている。主に洗濯物を干すスペースなどとして活用予定

2階からリビングを見る。階段の手すりなど適度に配したアイアンは木を基調とした空間にアクセントを与えている。リビングの一角にはフラットにつながる畳コーナーを設置

 

「水野社長が住宅性能に関する説明をとても詳細に教えてくれたのも安心につながりました」と、真摯な姿勢に信頼を寄せたご夫妻は同社での家づくりを決めました。水野建設はしっかりと会話を重ね、的確なアドバイスや提案で、Tさんご一家にとっての暮らしやすさを追求。「私たちの希望や相談事一つひとつに時間を割いて、親身に対応してくれました」と、奥さんは笑顔で振り返ります。

 

南に開いた大きな窓から豊かな陽光が降り注ぐリビング。床や現しの天井など、カラマツの風合いを存分に生かした空間は、開放感と心地よさであふれている。壁は紙とオガクズでつくられた自然素材の紙クロスを採用。断熱性の高いハニカムブラインドは、冬の冷え込みと夏の暑さを防ぎ、目隠しをしながら採光も取れる

子どもを遊ばせたり、ゴロンと寝転がったりするために欲しかったという畳コーナーは、リビングの一角に設置。フラットにすることでLDKと一体感が生まれ、空間を圧迫しない

 

緑豊かな木々を背景に立つTさんご一家の新たな住まいは、ガルバリウム鋼板と道産カラマツが美しく調和する片流れ屋根の家。暖房には寒冷地用エアコンを採用した高い断熱・気密性能を備えたZEH住宅です。扉を開けて中へと進むと出迎えてくれるのは、構造現しの勾配天井+吹き抜けが開放的なLDK。カラマツの風合いと、適材適所に配したアイアンの組み合わせが互いの表情をより一層引き立て合う空間です。

 

造作の洗面台は、収納も兼ねる三面鏡や落ち着いたブルーグレーのタイルなど、奥さんの希望を叶えたもの。子どものための踏み台も造作。不要になったら洗面下に収めて収納棚としても活用できる

キッチンからウォークスルークローゼットを介して寝室、リビング・ダイニングへとつながる回遊性のある動線も魅力のひとつ。クローゼットを抜けて突き当たりが洗面室で、右手がユーティリティと浴室。朝の身支度や洗濯後の行動を効率化させることで、「日常で感じる小さな手間がだいぶ省けています」と奥さん

 

「暮らしの動作をシンプルにしたい」というTさんご夫妻の要望に応え、水野建設の2階建てのプロトタイプをベースに生活の中心を1階に集約。LDKとキッチンの両方にアクセス可能な2WAY玄関や、キッチンから洗面室、ウォークスルークローゼット、寝室と回遊性のある動線を確保するなど、スムーズな動きを促しています。「家事の効率が上がり、暮らしやすさを実感中です。娘も一緒になって楽しそうにハイハイでぐるぐる回遊しています」と、笑顔の奥さん。子どもの成長に目を細めながら新たな暮らしを満喫するTさんご一家でした。

DATA
大樹町・Tさん宅  家族構成/夫婦30代、子ども1人

■建築データ

□構造規模 木造(在来工法・新在来工法)・2階建て
□延床面積 93.57㎡(約28坪)
□主な外部仕上げ 屋根/長尺カラー鋼板平成ルーフ葺、外壁/ガルバリウム鋼板・道産カラマツ縦張、建具/玄関ドア:YKK AP 高断熱ドア ヴェナードD30、窓:YKK AP 断熱樹脂サッシ(トリプルガラス) APW430
□主な内部仕上げ 床/カラマツ無垢フローリング・塩ビタイル(防水床)、壁/紙クロス・ビニールクロス、天井/カラマツ構造現し・ビニールクロス
□断熱仕様 〈充填断熱+付加断熱〉基礎/ビーズ法ポリスチレンフォーム100㎜、土間下/ビーズ法ポリスチレンフォーム30㎜、壁/高性能グラスウール16㎏105㎜+ビーズ法ポリスチレンフォーム100㎜、屋根/フェノールフォーム100㎜+グラスウール16㎏250㎜
□暖房方式 エアコン

■工事期間 令和3年12月~令和4年5月(約5ヵ月)

ミニマルスタイルの住宅実例集を取り寄せる