小さく豊かに暮らす
地産地消の平屋住宅
「自然を身近で楽しみながら、のびのびと子育てがしたい」と考えていたKさんご夫妻は、結婚と同時にマイホームの取得を検討。そして3年後、ご夫妻の通勤圏で見つけたのは、職場まで車で約10分、緑に囲まれた90坪超の宅地でした。ここに自然素材を用いながら、子どもが巣立った後も2人で心地よく暮らせる小さな平屋を建てたいと考えました。

家中が見渡せるオープンなキッチン。手元がリビング側から見えないよう、造作の収納付き腰壁を設置。右手のグレーの扉の奥は、子ども部屋

ゴミ箱がすっきり収まる造作収納カウンターや食品庫を備えたキッチン。カウンターや吊り棚の高さは、奥さんの身長に合わせて調整されている
ご夫妻は土地探しと並行して、たくさんの会社の家を見るうちに、デザインと同じくらい住宅性能も大切だと学んだといいます。「住まいの壁の厚みに、素人ながら性能の確かさを実感できた水野建設に決めました。新築までにかかった3年は、無駄ではなかったと思います」とKさん。また、奥さんは初めての出産も重なりましたが、諸手続きまで水野建設が親身のサポートをしてくれたのも、心強かったといいます。

リビング南側には、四季の移ろいが楽しめる大開口を設けた。冬の陽射しも最大限に採り込めるよう、日射透過率の高いガラスを採用している

リビングには、Kさん念願の薪ストーブを設置。「キャンプの焚き火をわが家で楽しむのが、昔からの夢でした」
2018年暮れに新居が完成。同社の企画住宅「ミニマムスタイル―平屋プラン」をベースに十勝のカラマツで建てられた約24坪のコンパクトな住まい。壁や天井には付加断熱を施し、高性能トリプルガラスを採用した新居は、冬もエアコン1台で暖かです。天気のいい日は南の大きな窓から陽射しがたっぷりと入り、暑いくらいだそう。「コンパクトな空間なので、オール電化のランニングコストもとても経済的です」と、奥さんは笑顔で語ってくれました。この秋には、奥さんも職場へ復帰。小さなカラマツの家は、共働きの日々を頼もしく支えてくれるでしょう。

主寝室はユーティリティ、大容量のウォークインクローゼットと1本の動線で結ばれている

洗濯と物干し、収納までをまとめてできるので、家事効率がぐんとアップした