ミニマムなのに開放的
趣味的生活を楽しむZEH仕様のカラマツ住宅
「薪ストーブのある北海道らしい住まいで、自然な暮らしをしたい」。転勤族のSさんにとって、その想いを叶えるマイホームづくりは長年の夢でした。「親しい友人が次々と新築するのを見て、2年ほど前から家づくりを夢ではなく、現実的に考えるようになりました」と、Sさんは土地探しを開始。また同時に、地元企業を中心に設計・施工の依頼先も調べ、既に新築した友人たちからもたくさんの情報を集めました。
「小さく建てて、大きく暮らす。水野建設のホームページのタイトルが目に飛び込んできて、探しものを見つけた気持ちになりました」と、Sさんは水野建設による「ミニマムスタイルの家」との出会いを振り返ります。
2020年秋、Sさんご夫妻は水野建設に薪ストーブを備えた2階建てプロトタイプでの新築を依頼しました。さらに水野建設は太陽光発電システムの導入も提案。「エネルギーの無駄遣いをしないという考え方にも共感でき、性能面でも信頼していたので、詳細はお任せしました」。
2021年8月、300㎜断熱(グラスウール換算)と太陽光発電システムを導入したZEH仕様の新居が完成。高断熱・高気密化により暖冷房の効率が上がり、エネルギー消費やCO2排出量が少ないだけでなく、自然エネルギーによる発電は経済性にも優れています。主暖房であるエアコンは自動で一定温度を保つ設定で、朝晩と昼の気温差が大きい晩秋でも快適。環境と人に優しい住環境を実現しています。
十勝産のカラマツでつくられた延床30坪のミニマムな住まいは、屋根なり天井に向かって延びる吹き抜けと大開口が開放的な雰囲気を演出。玄関のゆったりとした土間には、Sさんが楽しみにしていた薪ストーブが設置されました。さらに玄関前には、薪のストックやバーベキューにも活用できる大型の造作カーポートもあります。「自宅に居ながらにして非日常なキャンプ気分まで味わえる贅沢な家ができました。住まいの広さと暮らしの豊かさは、比例しないんですね」と、Sさんはしみじみと語ってくれました。